二液性パテ状
水中硬化型充填接着剤
ヘルメボンド№W
ヘルメボンド№Wは、大気中湿潤面、水中を問わずよく接着するようエポキシ変性樹脂を利用した二液性パテ状多湿面用充填接着剤です。
容 量 : | 1kgセット |
10kgセット |
特 長
- 不揮発分100%のため、硬化収縮はほとんどありません。
- 主剤・硬化剤の配合比は1:1です。
- パテ状ですので、十分混練し圧着して下さい。
- 水分があっても、被着体に完全に接着します。
- 水中であっても流れることなく、施工が出来ます。
- 圧縮強度、曲げ強度はコンクリートの2~3倍あります。
- 防水性に優れています。
用 途
- ヒューム管、塩ビ等の湿潤面、水中における亀裂、漏れの肉盛り、補修充填、接着等に使用出来ます。
- 特に水を遮断出来ない場合の接着、充填、補修等にも使用出来ます。
- 水中・海中作業等の接着、充填にも使用出来ます。
施工例
ヘルメボンド№Wの一般性状
項 目 | 主 剤 | 硬化剤 | |
外 観 |
硬化前 | 白色 | 暗緑灰色 |
硬化後 | 緑灰色 | ||
性 状 | パテ状 | ||
配合比率 | 100 : 100 | ||
可使時間 | 25分 at 20°C | ||
指触硬化時間 | 2.5時間 at 20°C |
可使時間・硬化時間
温 度 |
5°C | 10°C | 20°C | 30°C | 40°C |
可使 時間 |
60分 以内 |
40分 以内 |
25分 以内 |
15分 以内 |
10分 以内 |
硬化 時間 |
約14 時間 |
約8 時間 |
約4 時間 |
約2 時間 |
約1 時間 |
ヘルメボンド№Wの特性
項 目 | 特性値 | 単 位 | 試験方法 |
比 重 | 1.7 | ||
硬 さ | 85 | ショアーD | |
曲げ強さ | 39.2 (400) |
N/mm² (kgf/cm²) |
JIS K 7171 |
引張強さ | 21.6 (220) |
N/mm² (kgf/cm²) |
JIS K 7113 |
圧縮強さ | 83.4 (850) |
N/mm² (kgf/cm²) |
JIS K 7181 |
引張剪断 接着強さ (鉄+鉄) |
16.7 (170) |
N/mm² (kgf/cm²) |
JIS K 6850 |
曲げ 接着強さ (モルタル+ モルタル) |
5.7 (58) モルタル破壊 |
N/mm² (kgf/cm²) |
JIS A 6024 |
使用方法及び使用上の注意
- 施工面の水垢、レイタンス、錆、油脂類の不純物を十分除去してください。
- 主剤、硬化剤を定められた配合比(重量比1:1)に計量し、ゴム手袋を水で濡らし、硬化剤で主剤を包み込む様に、粘土を練る要領で、均一(緑灰色)になるまで練り合わせます。
- 施工個所に充填し、手で圧着しながら仕上げます。
- 主剤、硬化剤を混合したものは、可使時間内(25分)に使用してください。
- 混合時において、必要以上に水をつけますと、物性低下を起こしますので、注意してください。
- 皮膚に付着した場合は、石鹸等でよく洗ってください。
- ヘルメボンド W の取り扱いにはゴム手袋を使用してください。
- 施工の条件等は当社の管理外ですので、製品の交換以上の責任は負いません。
注意:ページ内のデータは、当社の試験によるものです。使用に際しましては、貴社にてテストの上お確かめください。
尚ホームページの記載内容は、お断りなく変更することがございます。
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