高純度亜鉛末防錆塗料
ヘルメジンク
ヘルメジンクは高純度の亜鉛末を主成分にした高濃度亜鉛末防錆塗料です。亜鉛イオンの作用ですぐれた電気防食、防錆効果を発揮し、しかも作業性のよい一液性です。
容 量 : | 420mlスプレー |
500gハケ付缶 | |
1kg・5kg |
鉄は雨水、湿気、酸などの存在のもとで容易に酸化鉄(さび)を発生します。従来、さび止めにはメッキ、塗装などの手段が採用されていましたが必ずしも完璧ではありませんでした。ヘルメジンクは高純度の亜鉛末に特殊バインダーを混入してある高濃度の亜鉛末塗料で、しかも一液性になった作業性のよい高性能防錆剤であります。ヘルメジンクは固形分中96%が亜鉛末であり、これを鉄面に塗布すると亜鉛末からイオンが放出され、これが鉄面に供給され、鉄面の電位を下げ、鉄を陰極として働かせ、防錆効果を発揮するものです。化学プラント、各種パイプ類、船舶、鉄塔、橋梁、機械、装置などの鉄材のさび止め、腐食防止にご使用下さい。
ヘルメジンクの特長
- 固形分中96%が高純度の亜鉛末であるために、従来のジンクベイントに比較し、防錆力が一段とすぐれています。
- 特殊バインダーの使用で鉄面に対する密着力がよい。
- 亜鉛メッキの代替となり、メッキ面の部分補修ができます。
- 一液性のため硬化剤を加える必要がなく、作業能率がよい。
- 一液性で化学変化がなく、いつでも必要量、そのまま使用できます。
- 完全乾燥後にパフ仕上げを行うと、すばらしい光沢面となります。
- 稀釈してプライマーとしても使用できます。
ヘルメジンクシルバーの特長
- シルバー色であるため亜鉛メッキの補修に使用しても目立ちません。
- 下塗りの必要がなく、簡単に施工できます。
- 一液性のため硬化剤を加える必要がなく、作業能率がよい。
- ―液性で化学変化がなく、いつでも必要量、そのまま使用できます。
ヘルメジンクの特性
項 目 | ヘルメジンク | ヘルメジンク シルバー |
色 相 | 淡灰色液状 | 銀灰色液状 |
亜鉛末 含有量 |
96%以上 | 94%以上 |
粘 度 | 2200 ± 200 mPa・s(cP)at25°C | |
比 重 | 2.1 | |
加熱残分 | 74 ± 3% | |
指触 乾燥時間 |
10~20分 at25°C | |
貯蔵期限 | 1ヶ年 | |
塗布面積 1回塗り |
200 g/m²(膜厚30~40μ) | |
塗布面積 2回塗り |
400g/m² | |
塩水噴霧 試験 |
1000hrs以上異状なし | |
塩水浸漬 試験 |
lヶ年以上異状なし | |
常水浸漬 試験 |
lヶ年以上異状なし | |
屋外暴露 試験 |
lヶ年以上異状なし | |
密着性 | 良 好 | |
ハケサバキ性 | 良 好 |
ヘルメジンクの使用方法及び注意
- 開缶したら始めに沈んでいる亜鉛末をよく攪拌して、均一にして下さい。
- 塗面をよく研磨清浄し、柔かいハケでできるだけ均―に、一方向に手早く塗布して下さい。
- 重ね塗りをする場合は1回塗布してから4時間位間隔をとって下さい。間隔を短縮したい場合は赤外線ランプその他で100°Cで30分位加熱して下さい。
- 専用のシンナーでうすめスプレー塗布(吹き付け)もできます。
- ガスが発生する場合がありますから、高温時に開缶する時は、ふたを押えながら開けて下さい。また、引火性がありますので火気のそばでは使用しないで下さい。
- 使用後は密封して冷暗所に保管して下さい。
- 施工の条件等は当社の管理外ですので、製品の交換以上の責任は負いません。
注意:ページ内のデータは、当社の試験によるものです。使用に際しましては、貴社にてテストの上お確かめください。
尚ホームページの記載内容は、お断りなく変更することがございます。
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