日本ヘルメチックス株式会社

防錆塗料

ヘルメシール
30-V

配管システムにおいてパイプ端部の切断面を錆から守る防食技術の重要性が一段と増しております。従来、主に使われている防錆塗料のエポキシ樹脂塗料等の代わり、塗装工程の短縮と防錆機能の向上を追求したヘルメシール30-Vを開発しました。
hermeseal30-V
 容 量 :  420mlスプレー
500gハケ付
1kgハケ付

ヘルメシール30-Vはハウジング形管継手・排水鋼管用可とう継手(ⅯⅮジョイント)使用の鋼管の管端部の防錆に使用する一液性の防錆塗料で、JPF MP 006(ハウジング形管継手)に規定する耐塩水噴霧試験に適合し、国土交通省制定機械設備工事共通仕様書に適合した製品であります。

用途

ヘルメシール30-Vの性状

項     目性状(値)
色相灰色液状
比重1.2
粘度1500±150
mPa・s(cP)at25°C
加熱残分60±3%
作業性良好
稀釈剤専用品
標準塗布量※1260g/m²/回
標準塗膜厚※2120μm/回
指触乾燥時間※320分 at 20°C
完全乾燥時間※450分 at 20°C
貯蔵期限約1ケ年
使用温度範囲※5-10°C~+85°C
  • ※1 この数値は、比較的平らな面へ塗装した場合ですので、塗装箇所、塗装方法、稀釈率、外的条件(通風、温度など)により増減します。
  • ※2 この数値は、平滑な面(ミガキ鋼板)へ塗装した場合ですので、塗装面などの条件(粗さなど)により変わります。
  • ※3,4 この数値は、塗布面、塗装面、通風、湿度などの程度により増減します。
  • ※5 この数値は、塗装後24時間以上放置した場合の温度範囲であります。

作業方法

1.前処理(脱脂洗浄)

塗装箇所に、油・ゴミなどが付着している場合は、脱脂剤等で洗浄して下さい。また管端部分のバリやむしれなどは、錆が発生しやすくなりますので、カッターナイフ状のもので除去してください。

2.塗装

前処理が終わりましたら、ヘルメシール30-Vを管端面及びシール面に塗装して下さい。このとき、ハケなどにより均一に攪拌して下さい。
また、一度に多量塗装しますと、ダレが生じたり、塗装面の平滑性を失いますので注意してください。

取扱い上の注意

注意:ページ内のデータは、当社の試験によるものです。使用に際しましては、貴社にて、テストの上お確かめください。
尚ページ内の記載内容は、お断りなく変更することがございます。